梅酒
九和同じ梅でも、味が変わるの?
酒茵青梅か完熟梅か、漬けるお酒は何か、どれだけ熟成させるかでも変わるよ。まずは梅の酸味と甘味のバランスから選んでみよう。
- 甘さの見方
- 梅の酸味と甘味のバランス
- 飲み方の入口
- ロック・ソーダ・お湯割り
九和同じ梅でも、味が変わるの?
酒茵青梅か完熟梅か、漬けるお酒は何か、どれだけ熟成させるかでも変わるよ。まずは梅の酸味と甘味のバランスから選んでみよう。
酒種・スタイルの一般的な目安です。商品別の試飲採点ではありません。甘い香り、糖分、飲みやすさ、アルコール度数は別々に見ます。
イラストは酒器・風味・原料のイメージです。描かれた素材がすべての商品に含まれるわけではありません。
THE DETAILS
梅酒は、梅の香りを酒と糖に移し、季節の実りを長く楽しむ文化から育ちました。江戸時代の『本朝食鑑』には造り方が記されており、現代の家庭や蔵元の梅酒にもつながる歴史が見えます。ただし、古い記録が見つかる年を、そのまま発明の年とすることはできません。身近な酒でありながら、原料と時間をどう扱うかで多くの表情が生まれます。
一般的な梅酒は、梅と糖を酒に漬け込む浸漬タイプです。英語で plum wine と呼ばれることもありますが、ぶどうのワインのように果汁を発酵させる造りと同じではありません。土台に使うのはホワイトリカーだけでなく、日本酒、焼酎、ブランデーなどもあります。ベースの香りや口当たりが、梅の酸味や香りと重なって個性になります。
青梅は爽やかな印象、完熟梅は柔らかく果実感のある印象に向かうことがありますが、品種や漬け方でも変わります。熟成によって香りがなじみ、色や口当たりが変化する場合もあります。にごりタイプは果肉の存在感を楽しめる一方、同じ量でも重たく感じることがあります。甘さだけでなく、酸味、梅の香り、ベースのお酒の三つを意識してみましょう。
ロックでは、氷が溶けるにつれて甘味と酸味のバランスが変わります。食中には無糖ソーダ割り、温かな香りを楽しむなら穏やかなお湯割りなど、用途に合わせて調整できます。デザートと合わせる時は両方の甘さを確認し、甘味を重ねすぎないように。梅の風味があっても、清涼飲料の感覚で量を増やさず、度数と一杯の分量を見ながら楽しんでください。
参考資料: CHOYA · 梅酒の歴史 · 国税庁掲載資料 · 梅酒文化
AT THE TABLE · TAIWAN & BEYOND
料理写真はイメージです。組み合わせは味の特徴をもとにした提案で、銘柄や味付けによって印象は変わります。


梅酒を無糖ソーダで軽くして、鹽酥雞の塩味と合わせる提案。梅の酸味と甘さがアクセントになる。甘すぎるなら梅酒を減らし、レモンを足す前に一度味見しよう。


熟成感のある梅酒とチーズを少量ずつ。梅の酸味を乳のコクに合わせ、樽やブランデーの香りがあるタイプなら余韻も比べられる。ロックで薄まり方を見ながら。