WAIN99 / MID-AUTUMN 2026

中秋の夜に、何を注ぐか。

2026年の中秋節は9月25日(金)。台湾は9月25日から28日まで4連休です。日本の十五夜も、今年は同じ9月25日。海をはさんで、同じ月を見上げる夜になります。

DAY 1

梅酒から、はじめる。

この企画の主役は、年に一度だけ出る「百年梅酒 春花」です。同じ梅酒でも、造り方でここまで変わります。三本並べると、その日の気分で選べます。

梅酒から、はじめる。
百年梅酒 春花(はるか)2025

百年梅酒 春花(はるか)2025

明利酒類(茨城)/720ml/20%

梅の花の季節に合わせて、年に一度だけ出る限定品。上品な洋梨のような香りと、鼻に抜ける爽やかな酸味。ラベルの柄は水戸・偕楽園の梅まつりから。

ストレート/ロック/炭酸割り

光武 癒しの梅酒

光武 癒しの梅酒

光武酒造場(佐賀)/720ml/12%

梅酒の甘みに、純米酒由来のコクと梅果肉の酸味が重なる一本。度数は12%と軽めで、食事の横に置いておける。

まずはロックで。お好みで炭酸割り

にごり梅酒 魔界への誘い

にごり梅酒 魔界への誘い

光武酒造場(佐賀)/720ml/14%

本格焼酎を使ったにごりタイプ。はちみつを加え、梅の果肉が沈んだ濁りのある仕上がり。焼き物の脂と正面から向き合える一本。

よく振って、オンザロックかソーダ割り

DAY 2

月の下の、果実酒。

今晩は、どの果実で月を見ますか。五本そろえると、色が並びます。よく冷やして、集まりの真ん中に置いてください。

月の下の、果実酒。
グレープフルーツ

グレープフルーツ

酸味が立って、すっきり

みかん

みかん

やわらかい甘さ

マンゴー

マンゴー

濃い果実の香り

あんず

あんず

細やかな甘酸っぱさ

パイナップル

パイナップル

明るく、後口が軽い

中秋に、何と合わせるか

台湾の中秋は、烤肉(バーベキュー)と月餅と文旦です。どれも「口の脂をどう切るか」が分かれ目になります。ここに挙げたのは、台湾のメディアや飲食の現場で実際に書かれている組み合わせです。

烤肉(バーベキュー)

梅酒・果実酒
一口飲んで、一口食べる。甘い果実の香りで口の脂を流す。大きめの氷を入れて甘さを調節しながら。
黒ビール
焙煎の香りが炙った牛や豚に合う。とにかく冷たいうちに飲みきる。
ウイスキー(ハイボール/ロック)
タレの濃い焼き物に。氷をゆっくり足しながら、味の変化を追う。
日本酒
焼きエビの甘さに米の旨みが乗る。焼き野菜には40℃前後に軽く温めて。ホタテや牡蠣には微発泡を。

月餅

蓮の実あん・五仁(塩気のあるもの)
辛口の日本酒、またはプーアル茶・烏龍茶。油分と甘さの両方を引いてくれる。
こしあん・塩漬け卵黄
甘口の日本酒。あるいはバーボンの樽由来のバニラ感を、甘じょっぱさに当てる。
冰皮月餅
花茶のように香りの軽いもの。冷たい生地の甘さを覆わない。

文旦(ザボン)

柚子のリキュール
柑橘に柑橘を重ねる。氷を入れて、酸をそろえる。
柑橘系のジン+ソーダ
作るのが簡単で、泡が口の脂を持っていく。烤肉の合間に。
白ワイン+文旦の果汁
文旦のほろ苦さを残したサングリアに。台湾の果物で作れる。

上記は台湾のメディア・飲食業の記事で紹介されている組み合わせをまとめたものです。当社が効能や効果を述べるものではありません。

涼しくなる頃の、飲み方

  • 氷を入れる大きめの氷をひとつ。溶けるにつれて甘さが落ち着く
  • ソーダで割る1:3が目安。泡を逃さないよう、注いだら一度だけ混ぜる
  • ぬる燗にする40℃前後。焼き野菜や煮物に寄り添う温度
  • 常温で置く香りがいちばん開く。最初の一杯を冷やし、二杯目を常温にしても
  • しっかり冷やす果実酒はこれ。甘さが軽くなって、脂のあとに効く
  • 微発泡を選ぶ貝や牡蠣に。泡が口をいちど空にしてくれる

JAPAN / TSUKIMI

日本の十五夜は、もう少し静かです

台湾の中秋が烤肉と人の集まりなら、日本の十五夜は、月見団子を積んで、ススキを供えて、縁側から月を見るくらいのものです。ススキは、稲穂の代わりに立てたのが始まりだと言われています。里芋を供えるので「芋名月」とも呼ばれます。

この時期に蔵から出てくるのが「ひやおろし」。春に一度だけ火入れして、夏のあいだ蔵で寝かせ、秋に生詰めのまま卸す酒です。夏を越して味が乗った状態を「秋あがり」と言います。冷やしても、常温でも、40℃くらいのぬる燗でも。

在庫と価格のお問い合わせ

台湾では法令によりオンラインでの酒類販売を行っていません。商品の風味や在庫については、LINE公式アカウントかお問い合わせリストからご連絡ください。

お酒は20歳になってから(台湾は18歳から)。飲酒運転はおやめください。

写真:満月 — Gregory H. Revera(CC BY-SA 3.0)/烤肉 — Saimmx(CC0)/月餅 — Fumikas Sagisavas(CC0)/文旦 — Dinkum(CC0)/月見の設え — katorisi(CC BY 3.0)