全カテゴリから選ぶ
10 / UMESHU

梅酒

九和九和

同じ梅でも、味が変わるの?

酒茵酒茵

青梅か完熟梅か、漬けるお酒は何か、どれだけ熟成させるかでも変わるよ。まずは梅の酸味と甘味のバランスから選んでみよう。

甘さの見方
梅の酸味と甘味のバランス
飲み方の入口
ロック・ソーダ・お湯割り

一杯を選ぶ、6つの手がかり

香り・口当たり・飲み方から、好みの一杯を探してみましょう。

度数

8–20%程度(商品で異なる)

選ぶ一本の度数はラベルで確認。割る場合は、使う量と割り材も合わせて考えます。

甘さ

辛口甘口

甘口中心

甘い香りと糖分は別の手がかり。見た目の色だけでも甘さは決まりません。

酸味

穏やか鮮明

梅由来の酸味

原酒の酸味と、果汁や割り材が加える酸味を分けて見ます。

香り

青梅・完熟梅・基酒

感じる香りを言葉にするヒント。絵の素材がすべての商品に入っているわけではありません。

口当たり

軽快ふくよか

すっきり〜濃厚

さらりとした後口か、ふくよかな厚みか。温度や割り方でも印象が変わります。

飲み方

ロック・ソーダ・お湯割り

まずは商品に合う飲み方から。温度や加水を少しずつ変えて比べましょう。

横帯は味わいを比べる軸です。特定の銘柄の点数や位置を示すものではありません。

THE DETAILS

造りと味わいを知る

季節の梅を、時間で味わう

梅酒は、梅の香りを酒と糖に移し、季節の実りを長く楽しむ文化から育ちました。江戸時代の『本朝食鑑』には造り方が記されており、現代の家庭や蔵元の梅酒にもつながる歴史が見えます。ただし、古い記録が見つかる年を、そのまま発明の年とすることはできません。身近な酒でありながら、原料と時間をどう扱うかで多くの表情が生まれます。

梅を発酵させる酒、とは限らない

一般的な梅酒は、梅と糖を酒に漬け込む浸漬タイプです。英語で plum wine と呼ばれることもありますが、ぶどうのワインのように果汁を発酵させる造りと同じではありません。土台に使うのはホワイトリカーだけでなく、日本酒、焼酎、ブランデーなどもあります。ベースの香りや口当たりが、梅の酸味や香りと重なって個性になります。

青梅、完熟梅、熟成の違い

青梅は爽やかな印象、完熟梅は柔らかく果実感のある印象に向かうことがありますが、品種や漬け方でも変わります。熟成によって香りがなじみ、色や口当たりが変化する場合もあります。にごりタイプは果肉の存在感を楽しめる一方、同じ量でも重たく感じることがあります。甘さだけでなく、酸味、梅の香り、ベースのお酒の三つを意識してみましょう。

氷が溶ける時間も味の一部

ロックでは、氷が溶けるにつれて甘味と酸味のバランスが変わります。食中には無糖ソーダ割り、温かな香りを楽しむなら穏やかなお湯割りなど、用途に合わせて調整できます。デザートと合わせる時は両方の甘さを確認し、甘味を重ねすぎないように。梅の風味があっても、清涼飲料の感覚で量を増やさず、度数と一杯の分量を見ながら楽しんでください。

参考資料: CHOYA · 梅酒の歴史 · 国税庁掲載資料 · 梅酒文化

九和九和

青梅と完熟梅では別の酒になる

同じ梅でも、堅い青梅で漬けるとすっきりした酸味と澄んだ味に、黄色く熟した梅で漬けると香りが甘く、とろりとした口当たりになります。青梅は果肉がしっかりしているので形も崩れにくく、長く漬けても濁りにくい。完熟梅は皮が薄く柔らかいため、香りは豊かに出ますが濁りやすく、扱いに気を使います。市販の梅酒でも造りの違いはそのまま味に出るので、酸味が欲しいか香りが欲しいかで選ぶと外しません。青梅を一晩水に浸けてあく抜きをするのは、この酸味をきれいに出すためです。

九和九和

氷砂糖はゆっくり溶けるから使う

梅酒に氷砂糖を使うのは、甘さのためだけではありません。粉の砂糖を入れると最初から糖の濃度が高くなり、梅から水分だけが強く引き出されて実がしぼみ、中の香りが十分に出ないまま終わってしまいます。氷砂糖は塊が大きく、下に沈んでゆっくり溶けるので、濃度が少しずつ上がる。梅は時間をかけて水分と香りを出し、かわりに酒が実の中へ入っていきます。急がない砂糖だから選ばれている、というわけです。砂糖を何回かに分けて足していく造り方もあり、甘さを抑えたいときに使われます。

AT THE TABLE

食卓から、選んでみる。

和・洋・中を6品ずつ。いつものおかずから、買って盛るだけのつまみ、甘いものまで。料理と飲み方を選びながら、気になる組み合わせをお試しください。

冷凍枝豆、惣菜の焼き鳥、袋入りの米菓からでも。チーズや台湾の茶葉蛋など、いつもと違うつまみもお試しください。

洋食・気軽なつまみ 6品

チーズの盛り合わせ

身近なカマンベールやゴーダで。熟成の強さを変えると違う組み合わせになります。

合わせる一杯梅酒のロック

料理の旨味や脂の厚みに、香りのある一杯を少量ずつ。強く感じたら温度や濃さを調整します。

素焼きミックスナッツ

無塩のアーモンドやくるみから。焙煎香を楽しみ、香料の強いものは後から。

合わせる一杯梅酒のロック

焼き目や焙煎の香ばしさに、飲み物の香りを重ねてみます。焦げや塩味が強すぎないものから。

ローストチキン

スーパーの惣菜でも。ハーブや焼き目を生かし、ソースは少なめに。

合わせる一杯梅酒のロック

焼き目や焙煎の香ばしさに、飲み物の香りを重ねてみます。焦げや塩味が強すぎないものから。

ポテトチップス

うす塩味ならすぐに用意できます。濃い調味粉より、じゃがいもの香ばしさを軸に。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

衣や油のコクに、すっきりした飲み口を合わせる提案。辛いソースは別添えにすると比べやすくなります。

オリーブ

瓶詰めやパック入りを小皿へ。塩気が強ければ軽く水を切って少量ずつ。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

青い香りや塩気を、軽やかな飲み口と合わせる提案です。酸味の強い調味料は少なめから。

ダークチョコレート

個包装でも板チョコでも。カカオの苦味が強すぎないものから一かけずつ。

合わせる一杯梅酒を少量、そのままで

食後の小さな組み合わせ。甘いものを一口、飲み物を一口と交互に試し、苦味が立ちすぎないか確かめます。

和食 6品

枝豆

冷凍でも手軽。豆の甘みを残すよう、塩は控えめに。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

青い香りや塩気を、軽やかな飲み口と合わせる提案です。酸味の強い調味料は少なめから。

冷ややっこ

豆腐にねぎと生姜を少し。醤油をかけすぎず、豆の風味を楽しみます。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

穏やかな旨味を生かす組み合わせ。飲み物を少量ずつ口に含み、繊細な味が残る濃さを探します。

焼き鳥

惣菜でも。塩なら軽やかに、たれなら香ばしさと甘辛さを軸に。

合わせる一杯梅酒のロック

焼き目や焙煎の香ばしさに、飲み物の香りを重ねてみます。焦げや塩味が強すぎないものから。

せんべい・あられ

袋から器に盛るだけ。まずは醤油味や塩味で、香ばしさを比べます。

合わせる一杯梅酒のロック

焼き目や焙煎の香ばしさに、飲み物の香りを重ねてみます。焦げや塩味が強すぎないものから。

野菜の天ぷら

かぼちゃ・なす・ピーマンなど。天つゆより塩で合わせると味を見やすく。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

衣や油のコクに、すっきりした飲み口を合わせる提案。辛いソースは別添えにすると比べやすくなります。

みたらし団子

甘辛いたれと焼き目が入口。食後の一串と少量の一杯を。

合わせる一杯梅酒を少量、そのままで

食後の小さな組み合わせ。甘いものを一口、飲み物を一口と交互に試し、苦味が立ちすぎないか確かめます。

中華・台湾 6品

水餃子

冷凍品でも。皮と肉の旨味を生かし、酢や辣油は少しずつ足します。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

穏やかな旨味を生かす組み合わせ。飲み物を少量ずつ口に含み、繊細な味が残る濃さを探します。

鹽酥雞(台湾の唐揚げ)

胡椒とバジルが香る一皿。入手しにくければ鶏の唐揚げに胡椒を少し。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

衣や油のコクに、すっきりした飲み口を合わせる提案。辛いソースは別添えにすると比べやすくなります。

滷肉飯(ルーローハン)

豚肉の甘辛い煮込みをご飯に。八角やたれの強さで飲み方を調整します。

合わせる一杯梅酒のロック

料理の旨味や脂の厚みに、香りのある一杯を少量ずつ。強く感じたら温度や濃さを調整します。

たたききゅうり

きゅうりをたたき、塩とごま油を少し。にんにくや酢は控えめから。

合わせる一杯梅酒の無糖炭酸割り

青い香りや塩気を、軽やかな飲み口と合わせる提案です。酸味の強い調味料は少なめから。

茶葉蛋(台湾の茶煮卵)

お茶と醤油で煮た卵。手に入らなければ市販の味付け卵でも楽しめます。

合わせる一杯梅酒のロック

料理の旨味や脂の厚みに、香りのある一杯を少量ずつ。強く感じたら温度や濃さを調整します。

ごま団子

冷凍や惣菜のごま団子でも。ごまの香りとあんの甘さを食後に。

合わせる一杯梅酒を少量、そのままで

食後の小さな組み合わせ。甘いものを一口、飲み物を一口と交互に試し、苦味が立ちすぎないか確かめます。

絵は料理のイメージです。味付けやお酒のタイプによって相性は変わります。